AI診断で弱点発見!でもAIだけじゃダメ?|ITパスポートAI実践日記【第1週】
フルタイム勤務する社会人にとって、仕事と資格勉強の両立は尽きない悩み。私もITパスポートの勉強時間確保にとても苦労しています。
そんな私が、AIツールを最大限に活用しながら、効率的に資格勉強に挑戦するリアルな実践記録を公開します。具体的な学習計画とツール選びのポイント、成果数値まで公開しますので、ITパスポート合格を目指している方はぜひ参考にしてください。
また、次週の進捗もアップデート予定ですので、合わせて読んでいただけると嬉しいです!

学習環境:使用デバイス&AIツール紹介
- 使用デバイス
- スマホ(iPhone):平日の通勤・隙間時間の学習に最適
- ノートPC(Lenovo):休日のまとまった時間の学習に使用
- メインAIツール
- ChatGPT Plus(チャットQ&A)
疑問点を即解消し、要点をわかりやすく要約。最も使用頻度が高く有料版を活用。 - Notion
学習記録をつけ、努力を数値化。
- ChatGPT Plus(チャットQ&A)
これらを組み合わせることで、AIをフル活用しつつITパスポート合格に最適化された学習環境を整えました。
実践記録:1週間のリアルレポート
- 学習時間:今週6時間50分、計6時間50分
- 使用ツール:ChatGPT+Notion、参考書(詳細は記事最後で紹介)
- AI診断テスト正答率:53.3%(目標90%)
- AI合格率予想:20%(目標90%)
Day 1:AI診断+基礎インプット
実施内容:勉強時間計45分
- 初回診断テスト(ChatGPTのAI問題)
- 通勤中の電車内10分
⇒ 結果は、ストラテジ系 正答 5/10 → 50%
マネジメント系 正答 4/8 → 50%
テクノロジ系 正答 1/12 → 8.3%
合格率判定:5%以下
- 通勤中の電車内10分
- 診断テストの解説確認(ChatGPTの解説)
- 隙間時間を利用して10分
- 誤回答問題の詳細解説を確認(ChatGPTに詳細解説を依頼)
- 昼休みの20分
- 今日の振り返り(ChatGPTに今日の勉強の振り返りを依頼)
- 寝る前の5分
成果と気づき
初回のAI診断テストでは結果合格率5%以下と散々な結果でしたが、ストラテジ系、マネジメント系は半数正解できたこと、圧倒的にテクノロジ系の知識が不足していることが判明。そこでまずはテクノロジ分野を重点的に勉強することにし、ストラテジ系とマネジメント系は定期的な診断テストの振り返りを中心に勉強することに決定。
また、診断テストは30問のプロンプトを実行したが、以下の点を考えると次回から10問単位の出題に改良した方が良さそう。
- ChatGPTの出題が完了するまでに時間がかかる(体感1~2分)
- 回答にも時間が必要なため隙間時間でのテストに不向き
- 30問の回答では、問題番号のズレやAI採点のズレなど不具合が発生
(なお、採点ミスの場合は「採点にミスがあるので再度採点してと依頼すればOK」)
Day 2~3:AIによる弱点補強
実施内容:勉強時間計75分
- 機能の振り返り(ChatGPTの履歴を再読)
- 出勤前の準備中(歯磨きやトイレなど)5分
- 弱点のテクノロジ系の重要キーワードの解説確認(ChatGPTの解説)
- 2日間の行き帰り通勤中の45分
- 昼休み10分
- 今日の振り返り(ChatGPTに今日の勉強の振り返りを依頼)
- 寝る前の15分
成果と気づき
弱点部分を重点的に勉強することで一気に理解が進んだ感触。ただ、AIでの勉強では資格勉強の全体像がどうしても把握しきれないことが判明。全体像が把握できないとゴールがどこにあるか実感しづらいため、資格勉強を始めた早い段階で全体像を把握した方が良いと実感した。
そこで参考書の購入を決め、参考書と並行してAI勉強を進めていくことに。管理人が実際に使っている参考書情報は本記事の最後に紹介していますのでご参照ください!
Day 4~5:AI診断による進捗確認
実施内容:勉強時間計30分
- AIテストで進捗と解説確認(ChatGPTのAI問題)
- 通勤中の電車内30分
⇒ 結果は、ストラテジ系 正答 6/11 → 54.5%
マネジメント系 正答 4/8 → 50%
テクノロジ系 正答 6/11 → 54.5%
合格率判定:20%以下
- 通勤中の電車内30分
成果と気づき
仕事が非常に立て込んでおりあまり資格勉強の時間を確保できなかった。一方で、再度AIテストを受けたところ弱点分野を中心に勉強したことでテクノロジ系正答率の大幅アップが確認できたことから、弱点の重点的勉強の効果を実感した。
Day 6~7(休日):参考書で資格範囲の全体把握
実施内容:勉強時間計4時間20分
- 参考書で資格範囲の全体把握
- 午前中の活力タイムに1日1時間
- 午後のリラックスタイムに1日1時間
- 寝る前の振り返りを1日10分
成果と気づき
参考書で勉強すると試験範囲の全体像が見えるため、進捗と学習範囲が一目で理解できる。効率的な勉強法としては①AI診断テストで弱点を把握したうえで、②参考書を使って全体像を把握しながら勉強、③途中の確認テストや覚えたい語句の記録などにAI活用、この3Stepが現時点では最適だと感じた。
1週間のAI学習実践の実績
スコア推移
1週目を終えてのAI診断テストの採点結果は以下の通り。着実に正答率が上がっており、分野ごとの点数も偏りが無く苦手分野の強化に成功。
診断テスト-初日 | 診断テスト-4日目 |
---|---|
正答率:30% 合格率判定:5%以下 ストラテジ系:50% マネジメント系:50% テクノロジ系:8.3% | 正答率:53.3% 合格率判定:20% ストラテジ系:54.5% マネジメント系:50% テクノロジ系:54.5% |
成功の秘訣&注意点
AI活用による効果的な勉強のポイント
- 適切な勉強サイクル:AI診断テスト→解説の理解→弱点補強→診断テストで進捗確認
- 弱点を重点的に勉強しつつ、定期的に進捗を確認。効率的に勉強でき、成長が見えるためマンネリ化防止。
- AI勉強と参考書の融合:参考書で全体像を把握しつつ、AI活用で弱点をポイントごとに強化
- 試験範囲の全体を把握することで進捗が一目でわかる。
- 注意点
- ChatGPTの回答はハルシネーションに注意し、IPA公式サイトや参考書で必ず検証
- 自動問題生成ツールは過去問傾向とズレが出る場合があるため、過去問ガイドと並行利用を
隙間時間の活用で勉強時間が増加!
実際に1週間試してみたところ、思った以上に隙間時間があることに気づきました。通常の勉強スタイルでは難しい5分程度の短い隙間時間もAIを活用した勉強法を準備しておくことで、有効活用できるようになりました。
発見した隙間時間 | AI活用勉強法 |
---|---|
通勤待ち5分×2回 | ChatGPTのAI診断テスト |
コーヒーブレイク5分 | テスト回答の確認 |
夕食待ち8分 | 弱点問題集中 |
寝る前の5分 | 暗記カード復習 |
気づき2:5分でもすぐ始められるAI勉強法が効果的
気づき3:勉強が苦手な人ほど「ちょこちょこ勉強」が向いている
革命的な気づき:スマホ1台で完結するAI学習
AI活用の最大のメリットは、スマホ1台でいつでもどこでも学習が完結すること。テキストや筆記用具を準備する手間、ノートを広げるスペースも不要。これまでの「勉強の準備」というハードルが完全になくなりました。なんかやる気が出なくて準備ができず結局勉強できなかった――ということをAI勉強法は防いでくれます。
比較項目 | 従来の勉強 | AI活用勉強 |
---|---|---|
準備物 | テキスト+ノート+筆記用具 | スマホのみ |
開始までの手間 | 5-10分 | 10秒 |
必要スペース | 机が必要 | 電車内でも可能 |
心理的ハードル | 高い | ほぼゼロ |
気づき5:学習スペースを確保できない環境でも継続可能
気づき6:「ちょっとだけ」の積み重ねが大きな学習時間に
今後のステップ
- 参考書ベースで試験範囲の全体像を把握しながらの勉強を継続
⇒ 今週の気づきを生かした勉強法を継続する - わからない、苦手なキーワードの復習
⇒ 覚えにくいキーワードや苦手分野をChatGPTへ登録 - 試験日の決定
⇒ 勉強の進捗度合いを確認しながら試験日を決定する
まとめ&次回更新予定日
AI診断から自動演習、チャットQ&Aまでを組み合わせた本実践法は、かなり効果的な勉強法であることを体感しました。引き続き、ITパスポート取得にむけてAI勉強法をトライアンドエラーで実践しながら改善していきます。
次回は 2025年7月29日頃 に「2週間実践した学習記録とその効果」を公開予定です。お楽しみに!

なお記事中に記載した管理人が使用している参考書はこちら。イラストも多く苦痛を感じることなく勉強できる参考書です!
- 早速ITパスポートを受けたくなった人はまずこちら ⇒ ITパスポート完全ガイド
- ITパスポートを効率的に合格したい人はこちら ⇒ ITパスポート超効率合格法|忙しい社会人の計画術
- ITパスポート取得を目指し今すぐAIを使ってみたい方はこちら ⇒ 即コピペで使えるプロンプト5選
📚 このブログでは、AIを活用した資格勉強法や実践ノウハウを発信中!
次回の更新も見逃さないよう、ぜひフォローしてください(無料)👇
📘 Feedlyでフォローする(無料)よくある質問(FAQ)
Q1. ChatGPTの無料版と有料版の違いは?
機能 | 無料版(GPT‑3.5) | 有料版(GPT‑4 Turbo) |
---|---|---|
知識の更新 | 〜2022年1月 | 〜2025年春(最新) |
問題作成の質と量 | 単発10問程度 | 50問以上+難易度調整可能 |
記述式答案の添削精度 | コメント中心 | 採点基準に準拠した構成チェックまで可能 |
図表・資料の読み取り | × | ◎(画像や図解の生成に対応) |
長文処理(トークン容量) | 約8K(数ページ) | 最大128K(参考書1冊分) |
セッション安定性 | 混雑時に遅延・制限あり | 優先アクセスで高速・安定 |
Q2. 学習ログの効率的な残し方は?
- 管理人も試行錯誤中で現在はNotionでメモ。無料版での対応は難しそうだが、StudyReminder ProのPDF出力機能を使い、日次・週次レポートを自動生成すると振り返りが楽になります。
コメント