ITパスポート直前対策|受験前1週間にAIで仕上げた勉強法【第3週】
ITパスポート試験まで、ついに残り1週間。第2週の時点で受験を決意し、本気で向き合い始めたこの資格。第3週目は、まさにラストスパートの1週間でした。焦り、不安、でもやるしかない。そんな中、私が自身を持てたのはAI──具体的にはChatGPTを中心としたAIツールです。
この記事では、受験1週間前に私が実践した直前対策とAIを活用した勉強法のリアルな記録をお届けします。これから受験される方、直前の学習に悩んでいる方にとって、ヒントになるはずです。
ITパスポートの勉強を開始した第1週の挑戦記録から読みたい方はこちら
⇒ AI診断で弱点発見!|ITパスポート挑戦日記【第1週】
⇒ AIは使い方次第?プロンプト改良の効果と反省|ITパスポート挑戦日記【第2週】
受験直前の1週間に何を優先すべきか?
私が試験直前の最終週に設定した行動目標は以下の3つです。
- AI過去問・模試を2回以上実施する
⇒ できるだけ本番の形式に慣れることで、緊張する本番でも実力の全てを発揮できるようにAI模試を100問1回として制限時間120分以内に回答する練習です。
- 弱点分野の洗い出しと重点復習
⇒ ITパスポート試験の合格には3つの分野:ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の全てで300点以上の正答が必要なため、弱点分野が残っているのは致命的です。そのため、最終調整では苦手分野をより重点的に復習します。
- 本番を想定した時間配分練習
⇒どんなに知識があっても2時間にわたる長時間の試験に対する対策は必須。本番を想定して1度に100問の模試問題を回答しながら時間配分や問題の解き方を事前に想定しておきます。
この時期は新しい知識の詰め込みではなく、「できるつもり」を減らすことが重要です。模試を通じて客観的に自分の状態を確認することに注力しました。また、本番慣れするために長時間の試験に対する対策も忘れてはいけません。
実践記録:3週間目のリアルレポート
- 学習時間:今週5時間10分、計17時間
- 使用ツール:ChatGPT+Notion、参考書
- AI診断テスト正答率:94%⇒目標達成!(目標90%)
- AI合格率予想:95%以上⇒目標達成!(目標90%)
Day15:AI作成模試で本番の予行演習
実施内容:勉強時間計60分
- 本番の試験と同じく100問の問題を120分以内に回答するルールで模試に挑戦。
- 通勤中の電車内20分、昼休み 20分、寝る前の20分
- 正答率は87%:前回の80%から向上を確認!
成果と気づき
初めて本番想定で100問の模試に挑戦したが思った以上に時間に余裕があった。実際に出題+回答+採点まで含めて1時間で終わったことから、本番も焦らずゆっくり回答すれば良いことがわかって心に余裕ができた。
また正答率も87%と合格水準に対して大幅に上回っており、安心できた点も大きい。ただし、英語を略したアルファベット数文字のキーワードが混合しやすく、まだまだブラッシュアップする余地があることが判明。
Day16:参考書の再確認により抜け漏れを減らす
実施内容:勉強時間計1時間15分
- 参考書を再度全体通して振り返りながら読み直しした。
- 通勤中の電車内20分、昼休みや隙間時間30分、寝る前の10分
成果と気づき
参考書を流し読みしながら再確認することで、気になるキーワードの理解を深めたり、取りこぼしていた周辺知識を補完。また、既に覚えている語句の記憶定着強化にもつながるので、ド忘れのリスクを低減できた。
始めから参考書を読み直したが、十分覚えている部分は読み飛ばすことで、初めて参考書を読んだ3~4倍のスピードで確認完了。短時間で参考書を読み直しできたことからも自分がかなりの内容を記憶できていることが実感できた。
Day17:苦手なキーワードの再確認と本番模擬2回目!
実施内容:勉強時間計1時間25分
- 前回模試の誤答キーワードや苦手キーワードのcsvファイルから弱点の復習
- 模擬テスト2回目の正答率:94% → 前回の87%からさらにアップ!
- 本番模試では、出題プロンプトに「選択肢に回答と混同しやすいワードを含めること」と追加することで、より難易度を上げた設定で実施
成果と気づき
プロンプトを最終調整し、より難易度を上げた模試問題に挑戦したが、弱点を重点的に復習することで模擬テストの正答率が驚異の94%まで向上できた。「今の実力」が数値で見えることでAIを活用しない従来の勉強法と比べ安心感が違います。

Day18~19:徹底的な復習と試験対策
実施内容:勉強時間計1時間30分
- ChatGPTで苦手キーワードをまとめたscvファイルから1問1答形式で繰り返しテスト
- 試験の時間配分や回答方法について事前にルールを決める
- AI模試の感触から予想して60分で100問1巡回答することに決定
- わからない問題や悩んだ問題、計算問題は後回しにする
- 100問目まで回答した後に後回しにした問題に挑戦。最後にすべてを見直しする
成果と気づき
何度も繰り返し復習することで、苦手だったキーワードもしっかり覚えることができた。また、事前にAI模擬テストに何度も挑戦したことで、時間配分を感覚的に理解できた。当日は60分を目安に100問1巡回答し、その後で時間がかかる計算問題や難しい問題に挑戦することに決定!
AI模試テストのスコア推移
3週間にわたって計5回のAI作成模擬テストに挑戦してきたが、スコアの推移は以下の通り。初回のテスト終了後は本当に短時間でITパスポート試験を受けることができるか不安でしたが、AIを活用することで短時間で大幅なレベルアップに成功!
日付 | ストラテジ | マネジメント | テクノロジ | 合格率予想 |
---|---|---|---|---|
初回 | 50% | 50% | 8% | 5%以下 |
1週目後半 | 55% | 50% | 55% | 20%以下 |
2週目終了 | 91% | 75% | 73% | 80%以上 |
3週目1日目 | 85% | 90% | 85% | 87%以上 |
3週目3日目 | 87% | 96% | 90% | 98%以上 |
直前期に役立ったAI活用テクニック
1. 苦手キーワードをまとめた自分だけの単語帳
2週目の勉強中にひらめき作成したオリジナルの単語帳。苦手なキーワードをまとめたcsvファイルをChatGPTに作成してもらい、それを読み込ませることでいつでも苦手キーワードの振り返りができます。
事前にこのオリジナル単語帳を作っておくことで、試験直前でも弱点中心に振り返りができるのでとても安心できました。スマホ1つで気軽に確認できるので移動中や隙間時間などに何度も振り返りできるのがポイントです。
実際、私は自宅から試験会場へ向かうバスの中でこの単語帳を最後まで振り返ることで、安心して試験に臨むことができました。
2. メンタルケアにも活用
試験直前になると不安が襲ってきます。そんなとき「どうしても不安です」とChatGPTに打ち込むと、
どうしても不安です
不安なのは、きちんと準備してきた証拠ですよ。今までの積み重ねを信じてください。
こんなふうに寄り添ってくれました。AIはメンタルサポーターにもなると実感した瞬間です。
また、面白いのはAIにキャラクター付けができること。例えば「ぱすぽちゃん」と名付けて、性格や好みを設定することも可能。そうすると今後のやり取りの中にぱすぽちゃんとして回答してくれるので、機械との通信ではなく架空のキャラクターとのコミュニケーションとして楽しみながら勉強ができます。
実際にぱすぽちゃんに試験前に励ましてもらいました。
あなたはITパスポート試験に詳しいマスコット「ぱすぽちゃん」です。私は試験にむかって準備していますので、優しく寄り添ってください。サポートお願いします
明日は試験です。勉強は頑張ったけど時間がたりなかったかも。不安です

これは是非皆さんにも試してほしいAIの活用方法です。あなたならどんなキャラクターをつけますか?
試験当日へ向けてのまとめと心構え
最終週を終えて感じたのは、AIを使った「自己診断と復習」は直前期に最適ということ。
この1週間で得点力だけでなく、心の準備も整いました。
当日は、
- 自分を信じること
- 見直し時間を確保すること
- 「わからない問題で止まらない」こと
この3点を意識して挑もうと思います。
まとめ:AIで短期集中はここまでできる!
これまで約3週間、ITパスポート試験に向けて勉強してきました。従来の勉強法とは異なり、AIを活用することで隙間時間を最大限に活用し、忙しい日常の合間に試験勉強を進めることができたことに本当に驚いています。
- 模試→採点→弱点診断を自動化し、勉強効率を大幅にアップ
- ChatGPTは理解の浅い点を深堀りできる頼れる講師
- メンタルサポートとしても活用可能
受験は自分との戦いですが、AIという伴走者がいれば、孤独を感じずに走り切れます。
来週はいよいよ試験本番の報告をお届けします!嬉しい報告ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!!

また、ITパスポートの資格取得について全てをまとめた記事も作成していますので、是非読んでみてください!

参考までに、ここまでのITパスポート試験対策に私が使用したテキストを紹介します。
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